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突然ですが、ズンマって知ってますか?
ず、ずんば・・・?
ズン「バ」ではなく、ズン「マ」です。
1494年、イタリアの数学者、ルカ・パチョーリが書いた本です。
複式簿記について最初に書かれた本だと言われています。
会計人にとっては偉大な功績…!
原題は「Summa de Arithmetica, Geometria, Proportioni et Proportionalita」
です。最初のSummaの部分がズンマですね。(スンマ、とも)
訳題は「算術・幾何・比及び比例全書」などです。
タイトル通り、数学のことについてまとめてある本ですが、
その中に、複式簿記について説明している箇所があり、
ここから複式簿記が広がったと言われています。
数学の1つという位置づけなんですね
本にまとめて紹介したのはルカ・パチョーリですが、
彼は当時の慣行をまとめたにすぎないと自身も言っていますし、
複式簿記の歴史はもっと古いはずです。
しかし、体系的にまとめ、その後広く共有されることになったという点では、
この本が簿記にとって重要なターニングポイントになりました。
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