税法免除大学院に進学する前に実務経験しておくべきか?

入試・学生生活
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こんにちは。

平日は会計事務所で働きながら土日に税法免除大学院に通っているエリカです。

今回は、大学院の授業と実務経験について、感じていることを書いてみました。

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実務経験があると授業は楽になるのか?

実務経験(本記事では会計事務所での仕事)があると、

普段から会計や税金の計算に触れているので、

授業でもイメージはしやすいです。

逆に、会計事務所によってはあまり扱わない税目(例えば相続税)

なんかは、実務経験があってもそこまで知識が身につくものではないので

実務経験がない状態と変わらないような気がしています。

また、会計事務所以外の実務経験(会社の経理や、まったく違う仕事でも)

があるのも、他の人とは違う視点が持てるというメリットがあります。

(修士論文を書くときには、自分の視点が必要なので)

ただし、実務経験があっても、

仕事の必要に迫られて勉強するのと、授業で体系的に勉強するのでは、

知識の身につき方が全然違います。

なので、実務経験があるから大学院の授業が楽になるというわけではないです。

仕事をしながら大学院に通うメリット・デメリット

これは、実務経験と似て非なるところなのですが、

(「実務経験がある=社会人大学院生」ではない)

仕事をしながら大学院に通うのは、

学習したことをすぐに仕事にも反映できるところがメリットです。

大学院は結構実務とも関係の深い科目も多く、

仕事にすぐに使えそうなアイディアをもらえることも多いと感じています。

しかしながら、社会人大学院生はとにかく時間がないのがとてもデメリットです。

社会人経験なしで大学院に進学するメリットはあるのか?

実務経験や社会人経験があると、

大学院の授業も比較的イメージしやすかったり、

自分事として捉えやすいので、その点がメリットだと思いますが、

では社会人経験がないのはデメリットなのか?というと、

必ずしもそうではないと思います。

社会人経験があると、例えば税法等の諸問題が授業で取り上げられたときに、

一番最初に浮かぶのは、

実際の仕事や自分の立場で置き換えたときに何が問題になるだろう?

というイメージになると思います。

純粋な問題を考える前に実際の問題が浮かんでしまうので、

学問的な考え方とは違う方向に思考が飛んでしまう可能性があるのです。

よく学者が問題と感じるところと、実務家が問題と感じるところに

食い違いが起きるのはこのためかと思います。

なので、大学卒業後そのまま大学院に進学する場合は、

学問としての研究ができると思うので、必ずしもデメリットだけではないはずです。

また、税法免除の大学院に通っているのは社会人の方が多いので、

そういう意味では、学問を突き詰めた視点での修士論文の制作をすると、

他の人とは違う論文になるのではないかと思います。

まとめ

実務経験や社会人経験があると、

大学院での授業のイメージはしやすく、理解は深まります。

しかしながら、実務経験や社会人経験がないと不利か?というと、

そういうわけでもありません。

それぞれの経験や立場を生かして授業に臨んだり、論文制作ができると、

大学院生活も充実したものになると思います。

ちなみに、

税法免除大学院に進学するタイミングについての個人的な考えはこちらの記事で書いています。

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