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こんにちは。税法免除大学院に通いながら税理士を目指しているエリカです。
論文鋭意制作中です。
思ったより自分の思い通りのスケジュール通りにいかないことを痛感している今日この頃です…。
スケジュールはとっても大事!ということで、
今回は論文制作の主な流れとスケジュールについて
備忘がてら書いてみたいと思います。
主な論文制作スケジュール
論文を制作するにあたって、
税法免除大学院で期限が決められているものは以下の通りです。
※スケジュールは私が通っている大学院での話です
・論文テーマの提出(1年次の10月中旬ごろまで)
・研究計画書の提出(1年次の1月下旬ごろまで)
・中間発表会(2年次の9月上旬ごろ)
・指導教員への論文提出(最終指導を受ける)(2年次の12月上旬ごろまで)
・論文を事務局へ提出する(2年次の1月上旬ごろ)
・論文最終試験(2年次の2月上旬ごろ)
それぞれの段階で必要なことは?
主なスケジュールは書いた通りです。
こうやってみると、2年次の後半に追い詰められていく感じがありますが、
具体的に各段階について何をしていくのか紹介しますね。
テーマ決めまで
テーマを決めるまでは、
授業でも租税法の基本を学びながら論点を探していく作業が必要になります。
基本が分かっていないと論点も何もないので、
基本書や教科書、授業を通してとにかくインプットが必要な時期です。
インプットを通して、論点を整理し、
論文に書けそうなものがないか?を、
先行研究を探しながらいくつか考えておきます。
私のゼミでは、
テーマを本決めするまでに、3つぐらいテーマを考えて、
指導教授と相談しながら、最終的に執筆するテーマを決めました。
テーマを決める際には、
・テーマ
・問題意識
・先行研究・判例の有無
・執筆の方向性(見出し1レベルの目次を作れるくらいにしておくと◎)
・先行研究との違い
をテーマごとに考えて臨みました。
また、実際にテーマを決めるにあたり、教授会などで
大学院全体でのバランス(あるテーマが多すぎたりしてないか)も考慮しているようです。
私の場合、書きたかったテーマとほぼほぼ丸かぶりの内容で
先輩が執筆予定だったので、そのテーマは諦めて他のテーマにすることになりました…。
テーマ探しについて詳しくはこちらにも書いていますので参考にしてみてくださいね。
研究計画書の提出
研究計画書の段階では、論文の目次レベルの作成が欲しいと言われています。
この段階までに参考文献も100以上は集めておくべきと言われているので、
引き続きインプットを続けながら、
アウトプット資料として研究計画書の作成も必要になってくる時期です。
研究計画書を提出した後は、よほどのことがない限り
方向性が変えられなくなるので、
この段階で大筋が決まっているくらいにしておきたいところです。
より詳しくはこちらの記事でも書いてみたので参考にしてみてくださいね
中間発表会
制作途中の論文をもとに、
指導教授だけではなく、普段指導を受けていない先生へ
執筆中の論文について発表を行うものです。
私のゼミでは、中間発表の本番前にゼミ内で一度練習を行います。
その時の様子はこちらに書いています。
中間発表会本番の様子についてはこちらの記事に書いています。
指導教員への論文提出
このスケジュールはあくまで、目安で、
実際には、事務局の提出ギリギリまで教授とやりとりをする場合もあるのだとか…。
(年末年始がなくなったり…。)
いよいよ大詰めなので、
スケジュールに余裕などない時期かもしれません。
論文を事務局へ提出する
事務局へ論文を提出したら、もう修正はできません。
なので、ここが論文執筆の最終期限という位置付けになります。
この日を迎えたら、執筆作業から解放されて少し一息つけるのでしょうか…。
論文最終試験
提出した論文の内容を、
口頭試験の形で指導教授の先生と
副査の先生(2名)に審査してもらいます。
最終的にこの計3人の先生のうち、2名からOKをもらえれば、
試験に合格という形になります。
論文提出の日から、執筆作業からは解放されますが、
論文の内容を頭に叩き込み、論文内容の発表の練習をして
試験に合格できるように仕上げることが必要になります。
どの段階も気を抜けない!2年間集中して頑張る!!
以上、私の通っている税法免除大学院での論文執筆スケジュールでした。
それぞれのスケジュールの間隔があるので、
自分でちゃんと計画を立ててやっていかないと、
あとあと大変になっていくのが税法免除大学院生活だと思います。
入学前からコツコツ、入学後もコツコツ、
2年次には余裕のない生活になっていくので、
早め早めにこなしていけるといいですよね。(自分に言い聞かせ。笑)
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