【税法免除修士論文執筆】集めた参考文献の効率的な整理方法は?

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こんにちは。税法免除大学院を卒業したエリカです。

修士論文の制作過程で、参考文献集めは避けて通れないですが、

集めた資料をどう整理するか?も、効率的に執筆する上で地味に大事だったりします。

私が在学中は、どうやって整理しておけばいいのか模索しながら集めていたのですが、

個人的には著者別の整理が一番効率的だったな、と思ったので、

その理由も含めて参考文献の整理について紹介できればと思います。

※ちなみに、そもそもの参考文献の集め方はこちらの記事で書いています

芋づる式で!税法論文の参考文献の集め方
こんにちは。税法免除大学院に通いながら税理士を目指しているエリカです。先日論文指導の教授から、研究計画書の段階で少なくとも参考文献100個は集めておきたいとのお話がありました。いきなり100個も集めるのは大変だと思います。そんなわけで、今回...
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参考文献の整理方法3つ

参考文献の整理方法はいろいろありますが、主な方法のメリット・デメリットは以下の通りかなと思います。

著者別に整理する方法

メリット:

●同じ著者が複数の論文を書いている場合、その進化や研究テーマの変遷が追いやすい。

●特定の著者にフォーカスできる。

デメリット:

●多くの著者を扱うと混乱する。

文献タイトル(あいうえお順)で整理する方法

メリット:

●文献のタイトルを覚えていれば、あいうえお順に整理することで、必要な資料を素早く見つけられる。

●辞書的な整理が可能。

デメリット:

●著者やテーマの関連性が見えにくい

出版年別に整理する方法

メリット:

●研究の発展や、特定のテーマがどのように進化してきたかを時系列で追える。

●最新の研究を把握しやすい。

デメリット:

●同じテーマや著者の文献が異なる年代に散らばるため、関連文献の比較が難しくなる可能性がある。

著者別の整理がおすすめの理由

以上のように、参考文献の整理にはさまざまな方法がありますが、

税法免除の修士論文に取り組む際には著者別の整理が最も効果的だなと感じました。

税法研究者、実はそんなに多くない(笑)ということもあり、

著者別に整理することで、特定の著者の意見・主張が把握しやすくなると同時に、

関連する文献の流れや背景をしっかりと把握することが可能です。

また、修士論文の最後に乗せる参考文献一覧は

著者のあいうえお順、出版年の古い順にしたリストで作成するので、

その点でも著者順で整理しておくのはおすすめです。

実際に管理していた方法

著者別に整理するのはいいとして、

著者別の整理方法を中心にした資料管理には、

PDFとエクセルを利用していました。

PDFでの管理

収集した資料は、紙で収集したものはスキャンしてPDF化、

インターネット上で収集したものはそのままPDFの形式で

すべてPDFにし、1つのフォルダにすべて入れていました。

こうすると、フォルダ内に何ファイルあるのかさえ確認すれば

現時点で収集した資料数をわざわざ数えなくてもよくなります。

資料を保存する際の名付けの方法を統一して、

「著者名_タイトル(掲載誌)_出版年」

にしておけば、フォルダ内で勝手に著者順に整理されていくので、

資料を読みたい時に探すのも簡単でした。

Excelでの管理

最終的に修士論文の最後に参考文献リストをつけるのに、

Excelでリストを作っておくと便利でした。

資料をフォルダに投げ込むタイミングで、

Excelにも著者名、タイトル、掲載誌名、出版年などを入力しておくと◎

Excelでは、並び替えが簡単にできるので、収集した順にどんどんリストを作っておいて

最後に著者別に並べ替えをするだけで

論文の最後にリストを挿入するのも簡単になります。

文献を整理しながら収集して、効率的に論文を執筆しよう!

修士論文は限られた時間の中で完成させる必要があります。

税法免除論文の執筆では、

効率的に資料を整理し、無駄なく研究を進めるためには、著者別の整理が役立つはずですので、

資料の整理に迷っている方がいたらぜひ試してみてくださいね

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