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こんにちは。税法免除大学院に通いながら税理士を目指しているエリカです。
先日研究計画書を大学院事務局に提出しました!
ので、今回は研究計画書の書き方について書いてみたいと思います。
実は研究計画書はそんなに重要じゃない?!
研究計画書の書き方の前に、
実は、研究計画書がそれほど重要視されていないという
衝撃の事実にぶち当たりました。笑
大学院によっても捉え方は違うと思いますが、
私の大学院では、研究計画書はそれほど重要視されていなく、
自分のために作っておくもの、というニュアンスでした。
事務局に提出する必要はあるので、まったく必要ないとは言い切れませんが、
結構自由に書いていいよ、みたいな感じで、
指導教授のチェックも、体裁が整っているか、
あからさまに変なこと書いていないか、ぐらいだった感覚です。
上記を踏まえて、あまり気負いすぎずに作った研究計画書の書き方について紹介します。笑
研究計画書の構成
研究計画書の書式は、大学院からの案内で共通のフォーマットがある場合はそちらを使います。
私の大学院での共通のフォーマットとしては、
・修士論文要旨
・研究計画概要
・主要参考文献
を書くことになっていました。
修士論文要旨では、現時点での論文の要旨(主だった内容・方向性)を書き、
研究計画概要で少し細かく書くことになります。
(主要参考文献については今回は割愛しますね)
以下ではそれぞれもう少し詳しく見ていきます。
修士論文要旨は研究テーマを決めた流れで書くと◎
修士論文要旨は文字通り論文の要旨を書くことになります。
とはいえ、まだ何も書き始めてない段階で何を書けばいいんだ、
となりますよね。
私の場合は、こちらの記事で紹介した
研究テーマ探しの個人的3ステップに沿って書きました。
①制度の現状について書く(起)
②制度趣旨について書く(承)
③その制度と現状とのギャップ(転)
この③ステップのみだと修士論文の要の解決策(提言)について触れていないので、
これに加えて現状考えられる解決策(結)
を書いていく感じです。
研究テーマ探しがちゃんとできていれば、それほど難しくない作業になるかと思います。
私の場合はそんな風に書きましたが、
修士論文を並行して書き始め、
「はじめに」の部分と合わせて書いた、というやり方をしている人もいましたよ。
研究計画概要に書くこと
研究計画概要では、修士論文要旨がなぜそうなったのか分かるように
さらに細かくいくつか章立てをして書きました。
書く前に構成(目次)について、先輩のものをいくつか参照させていただいたのですが、
割とバラバラだということが分かりました。
目次の名前はバラバラですが、内容としてはだいたい共通していて、
・テーマ選定の理由(問題の所在)
・研究の方法(解決策の方向性)
・論文の構成
が入っているな、という印象です。
修士論文要旨を少し細かくして書く、というイメージで、
「テーマ選定の理由」では、研究テーマ探しの3ステップをより詳しめに
「研究の方法」では、解決策についてより具体的に
というように書いていきました。
論文の構成では、
実際に論文で書く目次を挙げて書いていきました。
どれも研究テーマをしっかり考えられていればそこまで難しくなかったかなという印象です。
結構研究テーマ探しが重要だった!
以上、研究計画書の書き方でした。
研究計画書は研究テーマ探しと地続きだったな、という印象で、
研究テーマ探しの時にがっつり問題などを掘り下げていると、
その掘り下げた内容を書けばいいのかな、と思える感じではありました。
あとは、今回割愛しましたが、
研究計画書を書くまでにどれだけ手元に資料を収集できているか、
もなかなか説得力ある材料になるんだなという印象です。
私はこの時点でなんとか参考文献100個ぐらい集められていたような感じでした。
資料集めるのって結構時間も体力もかかるので、
早めの行動大事!と思いました。(小並感)
ぜひ今回の内容を参考にしていただけたら嬉しいです。
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